2011年01月01日

零崎人識の人間関係 戯言遣いのとの関係 西尾維新/著 【小説】

西尾維新/著 take/イラスト
「戯言遣い」シリーズ、スピンオフ、「零崎一賊」シリーズ最終巻4巻一斉発売のうち1冊

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス) [新書] / 西尾 維新 (著); 講談社 (刊)
戯言遣いシリーズにおける零崎人識(ぜろさきひとしき)初登場の「クビシメロマンチスト」で複線としてし進行していた京都十二人連続殺人事件を描いています。
前後のエピソードで戯言遣いシリーズの8年後の世界が描かれますが、基本的には「クビシメロマンチスト」の時間軸で物語が進行します。
他の3巻が人識やその近くの人の視点で描かれるのに対し、佐々沙咲(刑事)、江本智恵(戯言使いのクラスメート)、木賀峰約(大学助教授)七々波奈波(大学生、戯言使いと同じアパートに住む)など戯言遣いシリーズの脇役のなかでも一般人に近い人の目から見る、殺人鬼零崎人識の暴力、災害が描かれており、また、タイトルともなっている、本名非公開の戯言遣いもシリーズ内で酷い人非人として描かれていますが。実際どのように思われていたのかということも描かれます。

巻末の刊行リストでは 「出夢」→「伊織」→「双識」→「戯言」となっていますが。
「戯言」を最終巻とする場合、作者の推奨順序は「双識」→「出夢」→「伊織」→「戯言」です。
章タイトルの代わりに戯言使いと人識の会話らしきものが記入されているなど。この巻のみ他の3巻とは違います。

勝手な解釈かも知れませんがこの本が「戯言遣い」シリーズに代表される西尾氏の超人や異常者が活躍するミステリ仕立ての作品の総決算のように思えます。
実際に最近の西尾氏のヒット作といえば「化物語」に代表されるようなキャラクター小説であり。難民探偵というミステリ作品も発表していますが、ミステリ的ないわゆる名探偵の存在に対するアンチテーゼであり。
存在する事が逆に西尾氏がミステリの世界から離れてゆくようにすら感じました。

久しぶりに戯言遣いいーちゃんの登場する作品を読みましたが、どうしてもいーちゃんがめだかボックスの球磨川禊に脳内変換されてしまいます。映像作品って怖いですね。

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posted by 葱 at 00:00| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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